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臨界前核実験に日本被団協抗議 米大使館にファクス

 日本被団協は12日、米国が昨年12月にプルトニウムを用い、核爆発を伴わない臨界前核実験をしていたことが明らかになったのを受け、東京の米国大使館に抗議文をファクスした。

 抗議文は、米国の臨界前核実験について「核兵器のない平和な世界を求めて努力している各国に真っ向から反対するもの」と指摘。北朝鮮に核兵器廃絶を求める一方で実験を実施したことは到底許されないとし、「核兵器の禁止・廃絶を求める世界の要請に一刻も早く応え、その先頭に立つことを強く要請する」と訴えている。

(2018年10月13日朝刊掲載)

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