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臨界前核実験で大統領に抗議文 被爆二世の会など

 米国が昨年12月にプルトニウムを用い、核爆発を伴わない臨界前核実験を再開していたのを受け「被爆二世の会」(山口市)など7団体は14日、トランプ大統領宛ての抗議文を東京の在日米大使館に郵送した。

 抗議文では、米国がことし12月にも別の新技術の性能を調べる実験を計画していると指摘。「核実験と核兵器の保有が生み出すのは、他国の民衆の抑圧と自国の民衆の核被害しかない」と強調した。米国に全ての核実験の中止と所有する全核兵器の廃棄を求めている。

(2018年10月15日朝刊掲載)

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