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米艦載機相次ぎ岩国基地に飛来

 米軍岩国基地(岩国市)に25日、空母ロナルド・レーガン艦載機のジェット機9機が相次いで飛来した。横須賀基地(神奈川県横須賀市)を出港した空母と8月から洋上展開していた機体とみられる。そのまま岩国にとどまるのかは不明。

 目撃者によると同日午後1時前、FA18スーパーホーネット戦闘攻撃機7機とEA18Gグラウラー電子戦機2機が次々と到着。その後、同じく艦載機でプロペラ機のE2D早期警戒機、C2輸送機の各1機も着陸した。

 艦載機約60機は3月末に岩国への移転を完了。空母の入港中、岩国を拠点に離着陸を繰り返す。移転完了後の5月、基地周辺の騒音回数は滑走路沖合移設後の月別最多を更新。一方、艦載機が岩国を離れた9月は大幅に減少した。

 ここ数年の例では、空母は11月下旬か12月上旬に帰港。メンテナンスや定期点検を受け、翌年5~6月に出港している。

(2018年10月26日朝刊掲載)

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