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福山高生 模擬国連大会へ 17・18日 「武器移転」テーマ

 福山市立福山高(赤坂町)の2年生4人が17、18日、国連大(東京)である全日本高校模擬国連大会に出場する。2人一組で担当する国の大使役となり、「武器移転」をテーマに政策を英語と日本語で議論する。

 書類選考を通過した全国68校86チームが出場。各チームは国連総会第1委員会(軍縮)になぞらえ、当日発表される各国の立場から決議案作成を目指す。

 幸春花さん(16)と岡井瑞希さん(17)、曽祢メラティさん(16)と妹尾寧々さん(17)の福山高の2チームは、外務省や国連の情報、文献で各国の政策を調べ、武器取引の規制の経緯などを学んできた。

 岡井さんは「武器と経済の関係などから、国の本音を推測するのに苦労した。しっかり主張を伝えたい」と話す。大会優秀チームは来年5月、ニューヨークである国際大会に出場する。(吉原健太郎)

(2018年11月16日朝刊掲載)

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