広島市長、被爆者見舞う 広島市中区のホームなど訪問
18年11月21日
広島市の松井一実市長は20日、中区の原爆養護ホーム「舟入むつみ園」と安芸区の「矢野おりづる園」を訪れ、被爆者を見舞った。22日までに、ほか市内の原爆養護ホーム2園と広島赤十字・原爆病院も訪問する。
むつみ園では、松井市長はホールで入園者64人と面会。「これからも元気でいてほしい」と呼び掛け、原爆被害の悲惨さや、被爆者の核兵器廃絶の願いを若い世代に伝える取り組みに力を入れることなどを伝えた。
代表として前原信子さん(88)に花束を、川平文武さん(85)にメッセージカードを手渡した。前原さんは「忙しい中で気に掛けてもらいありがたい」。川平さんは「核兵器を持つ国は、言葉だけでなく早く本当に手放してほしい」と願った。
松井市長は毎年夏と冬、市内の原爆養護ホームと同病院を訪れている。(明知隼二)
(2018年11月21日朝刊掲載)
むつみ園では、松井市長はホールで入園者64人と面会。「これからも元気でいてほしい」と呼び掛け、原爆被害の悲惨さや、被爆者の核兵器廃絶の願いを若い世代に伝える取り組みに力を入れることなどを伝えた。
代表として前原信子さん(88)に花束を、川平文武さん(85)にメッセージカードを手渡した。前原さんは「忙しい中で気に掛けてもらいありがたい」。川平さんは「核兵器を持つ国は、言葉だけでなく早く本当に手放してほしい」と願った。
松井市長は毎年夏と冬、市内の原爆養護ホームと同病院を訪れている。(明知隼二)
(2018年11月21日朝刊掲載)