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貧困から平和考える 22日 広島でフォーラム

 研究フォーラム「貧困から平和を考える―平和概念の再構築へ」が22日午後1時から、広島市立大サテライトキャンパス(中区大手町)である。同大広島平和研究所の主催で、北海道大大学院の石岡丈昇准教授(社会学)が講演する。

 ボクサーとしてフィリピンの貧困地区のジムに通い、研究した経験を持つ石岡氏が世界の紛争の根本原因であり、一人一人の平和な日常を脅かす「貧困」の現場を語り、日本の現状にも議論を広げる。

 同研究所の直野章子教授は「国際関係といった大きな問題だけでなく、人間の生存という観点から被爆地で平和を考える機会に」と話す。無料。先着40人。電話かメール、ファクスで同研究所に申し込む。☎082(830)1811。

(2018年12月17日朝刊掲載)

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