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平和研所長に大芝氏 広島市立大

 広島市立大(安佐南区)は27日、2019年3月末で任期満了を迎える同大広島平和研究所の吉川元所長(67)の後任に、青山学院大国際政治経済学部の大芝亮教授(64)を起用すると発表した。専門は国際政治学、国際関係論。19年4月に開設する大学院平和学研究科長を兼務する。任期は、4月1日から3年。

 大芝氏は米国イェール大政治学博士。一橋大法学部・法学研究科教授、同大法学研究科長・法学部長、同大理事・副学長などを経て15年4月から現職。日本国際政治学会の評議員なども務めている。

 市立大事務局によると、27日の理事会で決定。平和学研究科では「グローバル・ガヴァナンス論」の授業を担当する。教務・研究支援室の用殿武士室長は「副学長や学部長などの経験があり、組織のマネジメントの実績などを評価した」としている。(水川恭輔)

(2018年12月28日朝刊掲載)

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