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平和行事

学徒動員 市女の悲劇を手記で紹介 1日から企画展

 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館(広島市中区)は1月1日から企画展「流燈 広島市女原爆追悼の記 最も多くの犠牲を出した女学校の記録」を開く。原爆投下時、1、2年生のほとんどが建物疎開作業に動員されていた広島市立第一高女(市女、現舟入高)は666名の生徒が亡くなったとされる。企画展では、1957年に刊行された遺族による追悼集「流燈」に掲載された体験記のほか、亡くなった生徒や教職員の遺影、遺品のセーラー服など関連資料を展示。手記5編を中心にした映像作品(30分)を、3面シアターで放映する。無料。12月29日まで。同館082(543)6271。

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