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広島県被団協が3団体に感謝状 代表者会議

 広島県被団協(坪井直理事長)は16日、県内の地域組織の代表者会議を広島市中区で開いた。各地域の18団体の代表たち約70人が出席した。平成が終わることを受け、長年の支援団体に感謝状を贈呈。箕牧(みまき)智之副理事長(76)が理事長代行を兼務することも報告した。

 坪井理事長(93)は腰のけがなどを理由に欠席し、「被爆者援護と核兵器廃絶の2本柱」での活動を呼び掛けるメッセージを寄せた。続いて、箕牧副理事長が長年にわたって県被団協の活動を支えてきたとして、県原水禁、連合広島、生協ひろしまの3団体に感謝状を贈った。

 箕牧副理事長は、坪井理事長が行事などに出席できない場合に代わりを務める理事長代行を兼務すると報告。昨年12月の理事会で決まった経緯を説明し、「みなさんの協力がなければできない仕事だ。県被団協全員で協力し、核兵器の非人道性を訴えていこう」と述べた。

(2019年1月17日朝刊掲載)

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