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平和行事

南方特別留学生 足跡学ぶ研修会 広島で来月16日

 東南アジアから来日し、広島文理科大(現広島大)で被爆した南方特別留学生について学ぶ研修会が2月16日午前10時半から広島市中区の原爆資料館である。

 8人が被爆、2人が犠牲になった留学生の足跡を研究する広島大大学院の平野裕次さん(47)が被爆状況や帰国した人たちの戦後の功績を解説。死亡したサイド・オマールさんの墓がある京都市の元小学校教諭、早川幸生さん(70)は語り継ぐ児童や市民の営みを話す。

 留学生ゆかりの被爆者や継承に携わる人などでつくる「被爆留学生のお話を聞く会」が企画した。申し込み不要で無料。事務局の久保田さん☎080(6309)3578。

(2019年1月28日朝刊掲載)

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