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辺野古移設断念求める 首相に山口の市民団体

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票で、投票者の7割が反対票を投じたのを受け、市民団体「『辺野古に土砂を送らせない!』山口のこえ」は25日、移設断念を求める要請書を安倍晋三首相に送った。

 要請書は沖縄県民が基地建設に反対する意思を力強く示したと指摘。「民主主義の根幹である民意を踏みにじり計画を押し通そうとするのはやめて」と訴える。県庁で会見した大谷正穂代表は「沖縄の意思と真摯(しんし)に向き合い、計画を見直すべきだ」と訴えた。(門脇正樹)

(2019年2月26日朝刊掲載)

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