×

ニュース

福島原発事故の海洋影響考える 20日 広島で講演会

 東京電力福島第1原発事故による放射性物質の海洋流出に関する講演会「フクシマを海洋から考察する」が20日、広島市中区大手町の広島市立大サテライトキャンパスである。講師は米ウッズホール海洋研究所のケン・ベッセラー海洋・環境放射能センター長。

 事故から8年間で放射性物質が海を移動・拡散していった状況や、魚種ごとに見た放射性核種の蓄積の推移などについて語る。海洋生態系との関係や、増え続ける汚染水タンクの問題にも話が及ぶ予定。

 同大広島平和研究所が一般向けに開く研究フォーラムとして開催。午後6~8時。逐次通訳付き。当日までにメールで申し込む。office‐peace@m.hiroshima‐cu.ac.jp

(2019年3月18日朝刊掲載)

年別アーカイブ