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被爆の体験 代筆します 追悼祈念館が募集

 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館(広島市中区)は、被爆体験記の代筆を希望する被爆者10人程度を募っている。

 県内在住の被爆者で、高齢などで自ら体験記をまとめるのが難しい人が対象。同館の職員が自宅など希望する場所に出向き、約2時間かけて聞き取る。来年3月までに体験記としてまとめ、館内で公開するほか、承諾が得られればインターネット公開もする。

 執筆補助事業は2006年度、被爆証言を次世代に伝える目的で開始。18年度までに計143人の体験を聞き取った。

 7月15日(必着)までに郵送やファクスで申し込む。応募用紙は市役所や各区役所のほか、同館ホームページでも入手できる。同館☎082(207)1202。

(2019年6月24日朝刊掲載)

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