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　衆院安全保障委員会の与野党の委員が２７日、岩国市を訪れ、米軍と海上自衛隊が共同使用する岩国基地や米空母艦載機の移転に絡み整備された愛宕山地区の運動施設「愛宕スポーツコンプレックス」を視察した。

　国防などの実情調査として１０人が参加。基地内では米軍と海自が共存する状況などを見て回ったという。昨年７月に全面オープンした日米共用の運動施設では野球場や陸上競技場を見学し、福田良彦市長たちと市の取り組みなどについて意見交換した。視察後、委員長の岸信夫氏（山口２区）は「愛宕山地区を拠点に日米交流が良い形で進んでいる。他の地域の参考になると思う」と話した。

（２０１９年６月２８日朝刊掲載）