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英語で伝える平和の大切さ 広島市内中学生が研修

 原爆の日に広島市を訪れる外国人に英語で平和の大切さを伝える「メッセンジャー」に選ばれた市内の中学生20人の研修が6日、市青少年センター(中区)であった。本番の8月5日、各国の大使や旅行者たちに平和への思いを伝える。

 研修は5月にスタート。これまで平和記念公園(同)を訪れた外国人にインタビューするなどして思い思いのメッセージをまとめてきた。最後となる4回目の研修では外国語指導助手や留学生を相手に目を見ながら伝える訓練をした。

 観音中3年の勝乗陽奈(はるな)さん(15)=西区=は「被爆者から聞いた『二度と戦争を起こさないで』というメッセージをうまく伝えるため、もっと英会話を練習したい」と意気込んでいた。

 メッセンジャーは市教委が企画し、今年で5回目。

(2019年7月7日朝刊掲載)

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