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経済人が語る国際平和 23日から中区で世界会議

 ビジネスを通じた平和への貢献を考える「国際平和のための世界経済人会議」が23、24日、広島市中区の広島国際会議場である。県や広島大などでつくる協議会の主催。持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに、国内外の研究者や社会活動家が講演や討議をする。入場無料。

 23日は午前10時から。2017年にノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))」の共同創設者、ティルマン・ラフ氏が基調講演する。文化交流による平和構築などをテーマに専門家が議論するほか、若者による実践事例の発表もある。

 24日は午前9時半から。フランスの経済学者で欧州復興開発銀行初代総裁のジャック・アタリ氏たちが講演する。アタリ氏たちがフランスで開いてきた「ポジティブ・エコノミー・フォーラム」も日本で初めて開催され、戦争の根絶や国際協力などを議論する。

 日本語と英語の同時通訳がある。定員250人。

(2019年10月23日朝刊掲載)

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