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ドーム周辺 樹木手入れ 広島市造園建設業協が奉仕活動

 広島市内の造園の32事業者でつくる市造園建設業協会(西区)は8日、中区の原爆ドーム周辺で、樹木の枝切りや芝刈りなどの奉仕活動をした。

 所属する20事業者から34人が参加した。ドームを囲む寄せ植えのヒラドツツジは、高さが均一になるように刈り込み、大はさみで整えた。ドームの敷地内で芝刈りや草抜きなどもした。

 協会は毎年、ツツジが咲き終わるころに奉仕活動をしている。10回目の今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定より1週間遅れての作業となった。

 協会の世良聡理事(54)は「今年は修学旅行生に原爆ドームを見てもらえなくて残念だが、少しずつ戻っている観光客のためにも、きれいな状態にしたい」と話していた。(寺本菜摘)

(2020年6月9日朝刊掲載)

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