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「学ぼうヒロシマ」贈呈 中国新聞社、県東部71中学へ

 中国新聞社は、平和学習新聞「学ぼうヒロシマ」の2020年版約2万部を県東部11市町の71中学校に贈る。24日は防長本社の西原太代表が岩国市教委を訪れ、守山敏晴教育長に贈呈した。

 タブロイド判カラー24ページ。毎年この時期に発行し8年目となる。改修工事を終えて7月に再オープン予定の平和記念公園内の被爆建物「レストハウス」を紹介しているほか、被爆者9人の体験証言や、世界の核兵器の現状を解説した記事を掲載している。原爆被害や復興の歴史を学ぶ書籍も紹介している。

 「平和を学ぶ教材として役立ててほしい」と西原代表。守山教育長は「新型コロナウイルスの感染拡大により、当たり前の日常の大切さを痛感している。効果的に活用し、相手を思いやる大切さを考えるきっかけにしたい」と話していた。(永山啓一)

(2020年6月25日朝刊掲載)

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