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ワルシャワ市が加盟 平和首長会議 独2都市も

 広島市と音楽を通じて国際交流を続けてきたポーランドのワルシャワ市が、核兵器廃絶を目指す平和首長会議(会長・松井一実広島市長)に1日付で加盟した。昨年8月、広島交響楽団がワルシャワ市で演奏した際、鑑賞に訪れた松井市長が加盟を要請していた。

 広響とワルシャワ市を拠点とする楽団「シンフォニア・バルソビア」は2016年から交流を始め、バルソビアの楽団員が広島を訪れて協演を重ねてきた。昨年8月には広響が現地でバルソビアと合同楽団を組み、「Music for Peace(音楽で平和を)」を掲げて演奏した。

 広響の事務局は「両楽団の友好が加盟の後押しになったのであればうれしい」と話している。同時にドイツの2都市も加わり、加盟都市数は164カ国・地域の7909になった。(西村文)

(2020年7月3日朝刊掲載)

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