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7日オンライン 被爆者の証言会 ピースボート

 核兵器禁止条約が国連で採択されてから3周年の7日、非政府組織(NGO)ピースボート(東京)が各国に住む被爆者による計4回のオンライン証言会を開始する。被爆75年の節目を前に、世界中の市民に体験者の肉声を届けようと、多言語で展開する。

 「ヒバクシャの声を聞く ヒロシマ・ナガサキ75年」と題し、初回は日本時間の7日午後11時から、カナダ在住のサーロー節子さんが英語で証言。フランス語と中国語の通訳が入る。2回目は16日午前0時からメキシコ在住の山下泰昭さんがスペイン語で語る。

 ブラジルに住む森田隆さんが担当する3回目は23日午後9時、李鐘根(イ・ジョングン)さんが広島から発信する4回目は31日午後4時の開始で、いずれも日本語。3回目はポルトガル語、4回目は韓国語と英語の逐次通訳がある。

 ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使用。参加無料。各回、開始3時間前までにピースボートのホームページ(http://www.peaceboat.org)から申し込める。

(2020年7月6日朝刊掲載)

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