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レストハウスの10項目改善要望 広島県被団協

 広島県被団協(佐久間邦彦理事長)は22日、改修を終えて1日に再オープンした平和記念公園(広島市中区)の被爆建物レストハウスについて、10項目を改善するよう市に要望した。

 10項目は、平和学習に使う場合の多目的室の利用料免除▽被爆の痕跡のより分かりやすい展示▽旧中島地区のパノラマ模型への最新の調査結果の反映―など。市に出した要望書で指摘した。被爆ピアノの説明の充実なども盛り込んだ。

 佐久間理事長は「これまでのガイド経験に基づく改善の提案だ」と説明。市の中田忠・おもてなし推進担当課長は「さまざまな意見を検証し、必要な改善をしていきたい」としている。

(2020年7月23日朝刊掲載)

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