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ヒロシマ被爆地図

ヒロシマ被爆地図

  広島が原爆で壊滅した5日後の廃虚の航空写真と、現在の広島の地図を重ね合わせ、町丁界・街区に現存する被爆建造物や、学校・団体が建立した慰霊碑、モニュメント、市の原爆被災説明板が置かれる計111カ所を示している。

広島市の原爆資料館資料調査研究会メンバーで、地図学が専門の竹崎嘉彦さんが2010年に制作した。航空写真は米軍が1945年8月11日に高度約7500mから撮った廃虚の精細画像(1枚は23×46cm)をデジタル化。地理情報システム(GIS)を使い、国土地理院発行の「数値地図2500(空間データ基盤)」の座標と重ね合わせた。

原爆による推計死没者は45年末までに13万~15万人に上り、爆心地の半径約2kmだけで43340戸が全壊全焼した惨禍の一端が浮かび上がる。

<竹崎嘉彦制作。この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図2500(空間データ基盤)を使用した。(承認番号 平22業使、第222号)>

ヒロシマ被爆地図(PDF/7931KB)

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