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ヒロシマ・ナガサキ ZERO PROJECT

ZERO PROJECT 若い世代募る 絵や映像など制作 コンサートで公開

 被爆地から世界に平和を発信するイベントを29日に開催する「ヒロシマ・ナガサキ ZERO PROJECT」(広島国際文化財団協賛)が、若い世代の一般参加者の募集を始めた。

 米国のNPO法人「1Future」が企画。同日午前8時15分に中区袋町の袋町小に集合し、平和活動に取り組むイラストレーター黒田征太郎さんと一緒にクレヨンで平和を願う絵を描き、一つの作品にするセッションが第1部となる。そこに定員20人で小学4~6年生を募る。絵を描く道具は主催者が用意する。10時までで保護者同伴が必要。

 もう一つ公募するのは、中区小町の妙慶院で午前10時に集合する第2部のプログラムの参加者。定員20人で10~30代が対象となる。環境、社会など4テーマに分かれて対話した後、午後6時の終了予定時間まで写真、映像、詩、音楽、Tシャツアートのどれかの制作に加わる。軽食が提供される。

 作品は映像化され、7時から平和記念公園の元安川親水テラスで開かれる第3部のライブコンサート(参加自由)で公開する。

 いずれも参加は無料。20日午後3時までにメールで ZERO@1future.comへ。第2部の希望者は名前、所属、携帯番号、「期待すること」を書く。応募多数なら抽選する。事務局☎090(3979)3105。

(2017年10月9日朝刊掲載)