国民平和大行進が広島県内入り

'00/7/27

 核兵器廃絶などを訴えて行進する日本原水協系の「2000年国 民平和大行進」と、広島県生協連合会などでつくる「2000市民 平和行進」が二十六日、笠岡市から県境を越えて、福山市入りし た。

 二つの行進の一行は同市大門町の公園で正午ごろ、それぞれ引継 ぎ式をし、今回初めてエールを交換。その後、国民平和大行進は、 十五団体約百三十人が参加して約十キロを歩き、午後四時半ごろ市 役所に到着した。同市原水協の佐方光理事長は「核兵器の脅威の下 で二十一世紀を迎えることがあってはならない。平和行進が大きな 世論を起こせるよう頑張りましょう」とあいさつした。

 市民平和行進は、六団体約百人が加わり、引野町の生協ひろしま の事務所まで約二キロを、平和を訴える横断幕を掲げて行進した。

 二つの行進は、二十七日に尾道市入り。国民平和大行進は八月三 日、市民平和行進は四日、広島市中区の平和記念公園に到着する予 定。

【写真説明】福山市役所に到着した2000年国民平和大行進の一行


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