みぞうの惨禍から復興を遂げた広島市は、一貫して「核兵器廃絶」を訴えてきた。だが、その根幹を担う平和行政には、形がい化の進行が垣間見える。「ヒロシマ再構築」第三部は、平和都市・広島が抱える課題を追う。

5 平和発信/方向性見えぬセンター (2000.7.31)
4 平和研究所/トップ空席 かすむ理念 (2000.7.30)
3 折りづる/子の「祈り」行き場なく (2000.7.29)
2 被爆建物/市所有ながら校舎解体 (2000.7.28)
1 平和記念式典/「あいさつだけ」批判も (2000.7.27)
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核廃絶実現まで続ける (2000.7.31)
拠点論議 半世紀前から (2000.7.30)
折づるに託す亡き禎子さんの願い (2000.7.29)
体験の「証人」止まらぬ解体 (2000.7.28)
平和願う心熱く (2000.7.27)
 被爆地広島で原爆被害が見えにくくなっているのではないか―。そんな言葉がささやかれている。「平和は特別な団体や人たちのもの」という意識も知らず知らずのうちに広がりつつある。「ヒロシマ再構築」第二部は、地域や家庭、教育など市民にかかわる現場で課題を探る。

4 国際貢献/「人任せ」が見え隠れ (2000.7.22)
3 平和教育/原点見つめ直す必要 (2000.7.21)
2 修学旅行/長崎・沖縄へ流れる (2000.7.20)
1 無関心/座り込み 飛び入りなく (2000.7.19)
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登録団体間の交流求める声 (2000.7.22)
原爆の知識 大きく低下 (2000.7.21)
安い宿泊施設不足/魅力のある企画を (2000.7.20)
平和へ役立ちたい (2000.7.19)
 「核の世紀」と呼ばれる二十世紀。人類最初の原爆投下からこれまで、被爆地・広島の被爆者、市民、行政が果たしてきた役割は大きかった。だが、惨禍から五十五年たち、さまざまな場面で取り組みが曲がり角に立っている。新世紀に向け、平和の発信力を強めていくため、ヒロシマを検証し直す。新たな構築への手掛かりになると考えるからだ。第一部は、被爆者にかかわる課題を問う。

4 連 携/なお一般戦災者と溝 (2000.7.14)
3 証言活動/病弱化・・・ 減る会員 (2000.7.13)
2 分裂36年/両被団協 統一難しく (2000.7.12)
1 高齢化/相次ぎリーダー死去 (2000.7.11)
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「国家補償」を退ける (2000.7.14)
証言者、184人登録 (2000.7.13)
原水禁運動 統一と分裂と (2000.7.12)
寝たきり・痴ほう・離せぬ歩行器・・・ (2000.7.11)

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