99/6/22

ヒロシマの記録−平和都市法50年  未完の「平和記念公園」





高度成長期を経てなお「復興」
高度成長期を経てなお「復興」

 広島復興の総仕上げは、基町地区の再開発事業だった。高度成長から取り残された老朽住宅が、河川敷に密集した。広島県と広島市は68年に再開発協議会をつくり、10年がかりで33ヘクタールの区域内にある老朽住宅2900戸を取り除き、高層アパート群、計4566戸を建設した。建設途中では、原爆犠牲者の遺骨十数体が見つかった。78年建立の事業完成記念碑に「この地区の改良なくして広島の戦後は終わらない」との一節が刻まれている。74年7月27日撮影



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