中国新聞


小中学選択制 来年度導入へ
安芸高田市教委


 安芸高田市教育委員会は三十日に開いた教育委員会議で、市内の小中学校の選択制を、通学区域弾力化検討委員会の答申に沿って二〇〇六年度から導入する方針を決めた。

 答申によると、市内十三校の小学校は四年生まで地元校に通い、五年進級時に隣接する一―五校への編入が可能になる。中学校は旧六町ごとにある計六校から入学時に選択でき、小中とも区域外からの希望者には定員を設け、上回る場合は抽選にする。

 委員からは「各学校の特色を市民に知らせる情報提供の充実」「特色づくりを目指す学校への施設整備の支援」などを求める意見が出された。

 市は九月末に対象者への説明会を開き、十月上旬から希望を受け付ける。十二月末に決定し、来年一月末までに通知する予定。

(2005.8.31)


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