中国新聞


運動の楽しさ幼時から
山口・由宇のNPO法人が教室


 柔軟性や平衡感覚養う

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大川さん(左端)の指導でトランポリンを使った運動に取り組む子どもたち

 幼児期から運動に親しんでもらおうと、由宇町の特定非営利活動法人(NPO法人)「ゆうスポーツクラブ」が、同町南沖の町文化スポーツセンターで未就学児を対象にしたスポーツ教室を開いている。

 参加できるのは、同町や近郊に住む三〜六歳児。新体操の経験者で、同クラブ事務局の大川景子さん(27)が指導する。

 教室は、毎週土曜日午前九時十五分から約一時間。十〜二十五人の子どもたちが集まり、新体操で使うボールやフープを用いた運動、ストレッチなどで、スポーツに必要な柔軟性や平衡感覚を磨く。トランポリンを使った運動や、平均台やマットで作ったアスレチックなど、遊びの要素も取り入れる。

 小学校入学後、スポーツ少年団などで運動を始める前に、基本的な能力を身につけさせる狙いで、今年四月に開講した。

 大川さんは「運動する楽しさを感じてほしい」と、参加を呼び掛けている。参加費は一回五百円。同クラブTel0827(63)1400。

(2005.9.13)


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