中国新聞


広島市、来月から育児支援2事業


 家庭で一時預かり/親や子ども交流

 広島市は十月から、小学生までの子どもを家庭で一時預かりする「ファミリー・サポート・センター」事業を始める。子育て支援が目的で、乳幼児の親や子ども同士が交流する「つどいの広場」も、中区千田町の市健康科学館に開設する。

 サポート・センターは、一時預かりを希望する「依頼会員」と、子どもの世話をする「提供会員」を事前に登録。依頼側は事務局を通じて援助を要請し、提供側が自宅で子どもの面倒をみたり、保育園などへの送迎をする。料金は平日の午前七時―午後七時が一時間七百円、それ以外は同九百円で、会員同士で直接支払う。

 依頼会員の登録は、事務局を置く健康科学館で十月から受け付ける。提供会員は既に登録に必要な講習が始まり、スタート時には百人程度になりそう。

 つどいの広場は、子育て情報の交換や相談、ネットワークづくりの場として常設する。科学館の休館日(原則月曜日)を除く午前十時〜午後三時で無料。健康科学館Tel082(246)9100。

(2005.9.15)


子育てのページTOPへ