中国新聞


「夢配達人」
ケミストリーの堂珍さんを先生に指名

青少年育成広島県民会議 8件を選定


 児童「歌作り手伝って♪」

 各界の達人・著名人を呼び、小学生の夢の実現をサポートする「夢配達人プロジェクト」を進める青少年育成広島県民会議は三十日、本年度のプロジェクト八件を発表した。安芸高田市立刈田小の児童が、卒業生で人気デュオ、CHEMISTRY(ケミストリー)の堂珍嘉邦さん(26)を歌作りの先生役に招くアイデアも採択された。

 刈田小のアイデアを考えたのは、五年生の全児童八人。「先輩の堂珍さんに手伝ってもらって、世界に一つだけの歌を作りたい」と応募した。県民会議が支出する予算は堂珍さんの派遣費用を含む五十万円。今後、市や学校、保護者や住民らで実行委員会をつくり、堂珍さんとの交渉を始めるという。応募した同小五年福島早紀さん(11)は「会うのが楽しみ。みんなで夢をかなえたい」と期待していた。

 「夢配達人プロジェクト」には約千二百件の応募があった。世界最大の紙飛行機づくり▽考古学者との遺跡発掘▽船大工との木造船―などのアイデアも採択された。

(2005.10.1)


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