中国新聞


防犯合言葉は「イカのおすし」
ついてイカない らない おごえ出す ぐ逃げる らせる


幟町小の児童代表にハンドボールを手渡す選手たち

 広島中央署管内19小学校でハンド選手ら児童に広める

 防犯標語の頭文字を集めた言葉「イカのおすし」を定着させ、児童を犯罪から守ろうと、防犯キャラバン隊が十一日、広島中央署管内の十九の小学校を回った。県内の「湧永製薬」と「広島メイプルレッズ」のハンドボール二チームの選手二十人も参加した。

 同署での出発式の後、二台の白バイの先導で選手らは中区の幟町小に到着。五人の選手が、「(ついて)行かない」「乗らない」「大きな声を出す」「すぐ逃げる」「(人に)知らせる」と五つの標語を読み上げ、不審者に遭ったら自分の身を守るよう児童と約束した。標語の頭文字を合わせると「イカのおすし」となり、覚えやすいため、普及を図る。

 サイン入りのハンドボールを手渡された児童代表六年友道仁美さん(11)は「誰かが不審者に声を掛けられていたら、大きな声を出して助けたい」と話していた。

(2005.10.12)


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