中国新聞


「110番の家」赤の太字
ステッカーの図案を一新


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デザインを一新したこども110番の家のステッカー(上)。(下)はこれまでのステッカー

 子どもの安全確保策の一環として、広島市青少年健全育成連絡協議会や広島市、市教委は、「こども一一〇番の家」に張り出すステッカーを一新した。協力店や家庭に配布するハンドブックも併せて作った。

 ステッカーは、図案のパトカーを今までより小さくし、文字を拡大した。子どもたちが気付きやすいように、黄色を基調に文字と縁取りを赤にした。雨や日光による劣化を抑えるため、材質も紙から塩化ビニールに替えた。縦十五センチ、横二十一センチの大きさは従来と変わらない。

 ハンドブックは、子どもが逃げ込んできたときや、警察への通報などの要領を解説し、非常事態に対応する際に役立ててもらう。近く、ステッカーと一緒に協力者へ発送する。

 一一〇番の家は、一九九七年十月、西区庚午地区に市内で初めて設置された。二〇〇六年三月末現在、青少年健全育成連絡協がある百三十四地区で約一万千店・戸が登録している。(林仁志)

(2006.4.25)


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