中国新聞


子育てメールに医療情報
広島県の「夢財団」 日焼け予防など月2回


 広島県が全額出資する財団法人・ひろしまこども夢財団(広島市中区)は十三日、育児支援のイベントや不審者情報などを携帯電話にメール配信する「Kids情報送信サービス」に県小児科医会と県歯科医師会の医療情報を加えた。発熱への対処法などを月二回の割合で発信し、子育てに役立ててもらう。

 「日焼け予防と対策」「発熱に対する手当て」「乳歯をむし歯にしないために」など、季節や病気の流行に応じた医療情報の提供を、夢財団が依頼。小児科医会と歯科医師会が二百五十字程度にまとめた内容を、会員にメール発信する。

 会員は六月末時点で、十二歳までの子どもを持つ保護者や出産予定者ら約一万四千人。登録時に子どもの年齢や居住する市区町村名を把握しており、情報に関係する層に限定して発信することができる。

 会員になるには、夢財団が設けた携帯電話サイトに接続し、子どもの生年月日などの情報を送信する。登録無料で、受信料は自己負担。夢財団Tel082(212)1007。

 アドレスはhttp://www.yumezaidan.or.jp/k/(村田拓也)

(2006.7.14)


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