中国新聞


虐待・いじめ相談 電話代はフリー
中四国の9団体 12月5日まで


子どもたちに統一フリーダイヤルの番号を知らせるカード

 子どもたちの悩みを電話で直接受け止める中四国地方の「チャイルドライン」が六日から十二月五日まで毎日、フリーダイヤルで相談に応じる。いじめや児童虐待が深刻になる中、チャイルドラインを開設する中四国の九団体が協力。初めて一カ月間の長期にわたるフリーダイヤル化キャンペーンを展開する。

 特定非営利活動法人(NPO法人)「チャイルドライン支援センター」が主催。統一フリーダイヤルは0120―7―26266で、毎日午後三時から九時まで。期間中は、協力団体のいずれかにつながる仕組み。PRのため、統一ダイヤルを載せたカード約百二十万枚を学校などを通して中四国地方の小中高生に配布。「電話代を気にせず、SOSを伝えて」と呼び掛けている。

 キャンペーンを支える電話代の寄付も募集。口座番号は広島銀行己斐支店(普)3039581 名義は、特定非営利活動法人ひろしまチャイルドライン子どもステーション理事長上野和子。Tel082(272)5540。(平井敦子)

(2006.11.5)


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