中国新聞


母親の目線で育児HP
26人、来年2月開設 尾道


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編集会議で意見を交わす子育て支援HPの作成メンバーたち

 尾道市内の育児中の母親グループが、子育て支援のホームページ(HP)「子育て情報局おのみちしるべ」の作成に取り組んでいる。市社会福祉協議会の事業にボランティアで加わり、来年二月の開設を目指す。

 メンバーは二十〜四十歳代の二十六人で、市社協の公募に応じた。HPは、食、お出かけ、遊び、子育て支援、健康の五テーマで構成する。

 市内の子育てサークルの紹介▽短時間で簡単に調理できるおかずの作り方▽急な発熱など子どもの健康状態についてのQ&A▽児童虐待を防ぐためのアドバイス―など、メンバーの取材に基づいた情報を掲載する。

 六月から毎週一回、門田町の市総合福祉センターで学習会を開催。デジタルカメラの操作方法や効果的なサイト作成技術などを学び、どんな内容にするか議論を重ねてきた。HPの作成には「母親同士の新しい仲間づくりにつながる」(市社協地域福祉課)との狙いもこもる。

 メンバー代表の千葉紀子さん(32)=久保町=は「保育や栄養面など、それぞれのお母さんの得意分野を生かしながら、子育てをする人たちのための情報を発信したい」と意気込んでいる。(田儀慶樹)

(2006.11.28)


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