中国新聞


放課後子ども教室導入
地域ぐるみで育成 庄原市が検討


 庄原市教委は、児童が放課後、安心して過ごせる居場所をつくるため「放課後子ども教室」の導入を検討している。十二日、市議会定例会の一般質問で、福永恭司教育長が明らかにした。

 放課後子ども教室は、文科省が新年度から進める新規事業。学区内の全児童が対象で、住民が勉強を手伝ったり、スポーツで交流を深め、地域ぐるみで子どもの健全育成を目指す。協力者の確保や活動内容の決定は、各学区に配置するコーディネーターが行う。

 庄原市教委では今後、国や県の要項が固まり次第、運営委員会を設置し、自治振興区と協議しながら内容や規模を検討する。(戸田剛就)

(2007.3.13)


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