中国新聞


再就職へマザーズ窓口
ハローワークプラザ下関にオープン


 ■子連れ相談増える

Photo
山口県内で初めて下関市にオープンした「マザーズサロン」

 子育て中の女性の再就職を支援する「マザーズサロン」が、下関市竹崎町のハローワークプラザ下関にオープンし、母親たちの相談に応じている。山口県内では初めてで、中国地方では昨年四月に開いた広島市中区の「マザーズハローワーク広島」に次ぎ二カ所目。国が本年度中の開設を打ち出し、岡山、島根、鳥取県も今月中に開く。

 マザーズサロンは、下関職業安定所の職員三人が常駐。仕事の内容や勤務時間、勤務地など希望に応じて同職安の約六千件の求人データを基に紹介する。就職できるまで一人のスタッフが世話をする担当者制も導入。履歴書の書き方や面接などのアドバイスもする。

 自分で求人情報を検索できるパソコン二台を一般用とは別に設置。子ども連れでも利用できるよう、おもちゃなどをそろえたキッズコーナーも近く設ける。四月二十七日のオープン後、約五十人が利用。運営する石井省一次長は「子どもを連れた母親の相談が増えている。気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛けている。

 利用は無料。月〜金曜の午前十時〜午後七時、土曜は午後五時まで。Tel0832(31)8189。(伊東雅之)

(2007.5.11)


子育てのページTOPへ