中国新聞


広島の2園、9月から休日保育
定員各10人


 広島市内の私立保育園の二園が九月から、日曜・祝日保育を始める。無認可園を除き、市内では公立、私立を通じて初の取り組みとなる。市は補助金を交付する。

 実施するのは南区の段原みみょう保育園と、西区の法輪保育園。両園とも認可保育園に通っている子どもを対象とし、一日の定員は各十人。事前登録が必要となる。

 月〜土曜日と同じ午前七時十五分〜午後六時十五分に開園する。一日の利用料は三歳未満が三千円、三〜五歳は千六百円が基本。世帯の収入や子どもの人数などの条件で無料や半額になる場合もある。年末年始は休む。

 市が実施した育児に関する保護者の意識調査では、休日保育へのニーズが高く、市は早期導入を検討していた。市の新児童育成計画(二〇〇五〜〇九年)では各区一園での実施が目標。状況をみながら規模拡大を検討する。

 希望者は実施園に直接申し込む。段原みみょうTel082(568)8330、法輪Tel082(232)8878。(田中美千子)

(2007.8.1)


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