中国新聞


夏休み 自分で作る朝ご飯
広島県など児童の「作品」募集


 広島県や経済団体でつくる「こども未来づくり・ひろしま応援隊」は、夏休み期間中に小学生が朝食作りに挑戦し、出来栄えなどを競う「つくってみようよ! 自分の朝ごはん」を実施する。家族ぐるみで朝食への関心を高めてもらい、子どもが朝食を取る環境づくりにつなげる。

 県内在住の小学生とその家族が対象で、九月二日までに五日以上、児童が朝食を作るのが条件。作った朝食の写真を応募書類に張り、小学生と家族の感想を書き込んで九月七日までに応募する。

 コンテストの応募作品は、七月下旬にリニューアルした応援隊のホームページで紹介する。栄養バランスに優れるなどの作品は、十月下旬に広島市中区である「ひろしまフードフェスティバル」で表彰する。

 県教委の調査では、朝食を食べない小学生の割合は二〇〇六年度で3・8%。県は一〇年度末までに割合をゼロに近づけるとの目標を掲げている。応援隊事務局は、ひろしまこども夢財団Tel082(212)1007。(村田拓也)

(2007.8.9)


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