中国新聞


高さ12メートル大遊具
呉中央公園に12月登場
滑り台は4種類


 呉市民の憩いの場として親しまれる市役所本庁東側の蔵本通沿いにある市中央公園に、十二月中旬をめどに新たな大型遊具が誕生する。市民の木であるカシの木をイメージして造り、ドングリ形の展望デッキを設けるなど家族連れが楽しめる工夫を凝らす。

 鳥の飼育小屋や花壇がある通称「はとぽっぽ広場」の一角に設置する。幅二一・六メートル、奥行き一四・五メートル。高さ約十二メートルの展望デッキを中心に、最長二十三メートルのスラローム形や波形など四種類の滑り台のほか、つり橋やはしごなどを備える。

 広場には、これまでにも木造の大型遊具があったが、木材が腐って一部使用禁止になるなど老朽化が進み、六月に市が撤去。新しい遊具を待ち望む声が寄せられていた。

 遊具の設置費は約二千五百万円で、呉市の子育て施策を支援する市すこやか子育て協会(理事長・広津忠雄副市長)が発注し、市に寄贈する。(新山創)

(2007.8.27)


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