中国新聞


不登校の悩みを共有
教育サポート校セミナー 広島市東区


 広島市東区の教育サポート校「第一高等学院広島校」は八日、不登校の子どもへの向き合い方や進路をテーマにしたセミナーを開き、保護者ら十三人が参加した。

 東京の特定非営利活動法人(NPO法人)「教育制度研究フォーラム」の教育カウンセラー森橋琢夫さん(46)が講演。「不登校の子どもに原因を追及するのは悪影響。親は必要以上に会話を求めず、自然体で接して」などと助言した。進路については、通信制高校や高卒認定試験などの選択肢があると紹介した。

 不登校などをめぐる保護者の悩みを共有して解決を探ろうと企画。同学院広島校は今後、三カ月に一回ごとに専門家を招き継続的な開催を予定している。(川崎崇史)

(2007.9.9)


子育てのページTOPへ