中国新聞


通学路パトなど報告
山口 防府 防犯ボランティア交流


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防犯ボランティア115人が参加した交流会

 山口市と防府市の防犯ボランティアの地域交流会が二十六日、山口市の県総合保健会館であった。犯罪のない地域づくりに向け、県防犯連合会が企画した。

 山口、防府、小郡の三署管内で活動する約五十団体から百十五人が参加した。県警犯罪抑止対策室の星尾康治室長が講演。窃盗やお年寄りを狙う詐欺などの犯罪に狙われにくいまちづくりへのチェックポイントとして、防犯灯の整備や公園、通学路の点検などを示し、「地域の連携が鍵になる」と強調した。

 活動報告では、山口市の「大殿地区安心のまちづくり委員会」の田坂健次代表(66)が、二年間続ける通学路のパトロールを紹介。「防犯だけでなく、小学生らがあいさつできるようになったのもうれしい」と述べた。

 交流会は年一回、ボランティアの研修と団体間の連携を目的に、二〇〇四年の下松市から始まった。〇六年度を除いて、今回が三回目。(西山文男)

(2007.9.27)


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