中国新聞


学校選択 冊子参考に
尾道市教委 小中51校掲載
教育目標や制服を紹介


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尾道市立小中学校の特色を紹介する冊子

 学区を越えて就学できる「学校選択制度」を実施している尾道市教委は、市立小、中学校の特色を紹介する冊子を作製した。五年目となる本年度は、来年三月末で閉校する上川辺小を除く全五十一校で実施する。

 冊子は小学校版がA4判四十一ページ、中学校版がA4判二十九ページ。計二千九百冊を印刷し、来春入学予定の子どもがいる各世帯に配布した。各校の教育目標や制服、クラブ活動や地域との交流などを紹介している。

 受け入れ可能人数は、土堂小が三十五人、長江中が二十人。日比崎小、百島小が若干名で、そのほかは五―十人となっている。十五日から十一月十六日までの間、それぞれの学校がオープンスクールを実施し、公開授業や学習発表会などを開く。

 学校選択制度は二〇〇三年度にスタート。本年度は十一月一―二十一日の平日午前九時―午後五時、市教委学校教育課と市因島総合支所で申請書を受け付ける。人数枠を超えた場合は、十二月十三日に抽選する。(榎本直樹)

(2007.10.12)


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