中国新聞


絵本が応援 子育ての輪
安佐北区の母親グループ
毎週開催のサロン好評


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歌に合わせて体を動かす親子たち

 広島市安佐北区亀山西の住宅団地「ひろしま勝木台」で、母親グループ「子育てサロン どーなっつ」(十人)が毎週開く幼児と母親の交流サロンが好評だ。十八日は、区図書館司書の越智千晴さん(38)を招き、お話し会を開いた。

 「いないいないばあ」など幼児向けの絵本を越智さんが読んだ後、参加した親子八十人はアニメ「それいけ! アンパンマン」の主題歌に合わせて踊った。参加した主婦藤原明美さん(38)と長女の有沙ちゃん(4)親子は「いっぱい遊べた」と笑顔だった。

 どーなっつは三年前に発足。団地の四百戸以上にチラシを配るなどし、毎週金曜日に勝木台交流会館を借りて開くサロンは、今では七十人以上が集まる。

 昨夏に本棚を会館に置き、市こども図書館(中区)の寄贈などで絵本二百冊以上を並べた。お話し会はその一環で、絵本を通して子どもの感受性をはぐくむきっかけに、と企画した。(江川裕介)

(2008.1.19)


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