中国新聞


子育て支援施設開所 山口
住民運営 情報交換の場


 地域で子育てを支援する拠点施設「吉敷つどいの広場『楽楽楽(ららら)』」が七日、山口市吉敷に開所する。住民が運営を担い、子育てに関する情報交換や交流の場として利用する。

 広場は良城小裏門そばにある。木造平屋の民家を借り、広さは九七・一六平方メートル。広い和室の部屋は運営スタッフ二人が常駐し、子どもを遊ばせながら、母親同士や子育てを終えた住民らと交流。おしゃべりを通して情報交換してもらう。

 市が昨年六月、多世代交流サロンの運営実績があった吉敷地区の自治会に広場開設を打診。十月から吉敷公民館で月一回の「広場」を開き、本年度に運営協議会を結成して準備を進めてきた。

 十六人の運営スタッフの代表川崎明子さん(40)は「子育て中は家に閉じこもってしまいがち。お母さん同士で交流したり、地域の人に相談に乗ってもらったりして気分転換を」と話している。

 開館は月、火、木曜の午前十時―午後三時。年末年始やお盆、祝日は休み。利用料は親子一組百円。吉敷地区以外の人も利用できる。Tel083(928)0035。(石井雄一)

(2008.6.7)


子育てのページTOPへ