中国新聞


JA311店、子ども110番に
警察や地域と連携


 地域の防犯活動に協力しようと、JAグループ広島は一日、県内の店舗を子どもの緊急時の避難場所の「子ども110番」とする取り組みを始めた。JA三百十一店で順次、進めていく。

 各店は、出入り口に「JA子ども110番」と書かれた二十センチ四方のステッカーを張り、子どもが危険な目に遭った場合などに逃げ込めるようにする。職員は子どもに、名前や犯人、車の特徴などを質問し、警察や学校への連絡などをする。

 渉外などに使う車の側面やバイクの荷台にもステッカーを張り、職員が目撃した事故や犯罪、不審者の情報も一一〇番するという。

 ステッカーを張ったJA安芸船越支店(広島市安芸区)の前森保支店長(43)は「警察や地域と連携して安全・安心のまちづくりに貢献したい」と話している。(久行大輝)

(2008.7.2)


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