中国新聞


「携帯」持つ東広島中学生
3割 深夜メール交換
東広島市教委調査


 携帯電話を持つ東広島市内の中学生の約三割が深夜にメール交換をしていることが、市教委のアンケートで分かった。市教委は「生活リズムを崩す心配がある」として、保護者を通じて改善を促す。

 七月に十五項目のアンケートをし、中学二年の千五百八十二人と小学五年の千七百八十六人が回答した。

 携帯電話を持っているのは中学生の30・5%、小学生の19・1%だった。中学生の所有者のうち、23・8%が一日二時間以上メールやインターネットを利用し、細かい時間帯定義はしていない「深夜」に32・3%がメール交換。16・3%は面識のない人とメールを送受信した。

 小学生の所有者では、深夜メールは8・5%、面識のない人とのメール交換も1・3%。市教委は「特に問題がない割合」とみているが、「保護者は、携帯電話の使い方などについて子どもと約束を交わしてほしい」と求めている。(治徳貴子)

(2008.9.6)


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