中国新聞


触れて競って体感サファリ
秋吉台 子ども向け施設オープン


 秋吉台サファリランド(美祢市)の体感型遊具施設「キッズサファリ」に二十五日、草原と湖沼の両エリアがオープンした。昨年十月に先行オープンした森エリアと合わせ、遊びながら動物の特性や能力を体験できる。十種類、約八十匹の動物たちともふれあえる。

 オープニングセレモニーでは、ヤギの赤ちゃんがくす玉を割って入場客の子どもたちを迎え入れた。

 草原、湖沼エリアは約二千平方メートル。地上のモニターから高さ三メートルの園内の景色が楽しめる「キリンの目線カメラ」やチーター、象など四種類の動物との競争ボードなど五種類の体感遊具がある。アフリカ特有の大岩・コピエを模した遊具では透明のアクリル板越しにミーアキャットを見ることもできる。

 世界最大のウサギ「フレミッシュジャイアント」ともふれあえ、人気だった。

 あいにくの雨模様だったが、多くの子どもたちが訪れていた。周南市の櫛浜小三年中牟田征昌君(8)は「テレビでしか見たことがない動物を顔のすぐそばで見られてよかった」と喜んでいた。(石井雄一)

(2009.4.26)


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