中国新聞


放課後クラブ・教室を拡充
子育て支援で計画案
周南市策定


 周南市は新年度から5年間の子育て環境づくりの指針とする「次世代育成支援後期行動計画」案を策定した。放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)や放課後子ども教室の充実を目標に掲げている。22日から市民意見を募り、本年度内に成案をまとめる。

 後期計画案は「“はぐくみ=gはぐくまれ℃q育てにやさしいまち しゅうなん」を基本理念に掲げた。2005年度から09年度までの前期計画と06〜10年度の市青少年健全育成プランを一元化。行政や家庭、地域、企業など市全体で18歳未満の子どもの成長をサポートするための方向性を示した。

 具体的には、約50の数値目標を盛り込んだ。保護者が共働きする児童を対象とした放課後児童クラブの受け入れ定員は、08年度の1025人から26年度には1510人へと1・5倍の拡充を目指す。全児童を対象とした放課後子ども教室も14カ所から33カ所へと大幅増を図る。

 市民意見の募集は22日から3月7日まで、市こども家庭課が受け付ける。計画案は市役所や市ホームページで22日から閲覧できる。(山瀬隆弘)

(2010.2.13)


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