中国新聞


子育て目線 情報誌創刊
三原の主婦7人 無料配布
行楽スポットなど紹介


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子育て中の主婦が取材、編集した情報誌「なんじゃもんじゃ」の創刊号

 三原市で子育て中の主婦7人が、育児中の親たちに向けた情報誌「なんじゃもんじゃ」を創刊した。母親の目線で取材した地元ならではの話題を掲載。300部を同市城町の市児童館などで無料配布している。

 創刊号はA4判12ページで、春のお花見スポットを特集。冒頭部分で「子ども連れでどこへおでかけすればいいの?」と問い掛け、市内の三原運動公園や高坂自然休養村、尾道市の千光寺公園など9カ所を紹介している。

 編集スタッフは実際に現地を取材。記事では、おむつ交換ができる設備の有無などを紹介し「スロープがないのでベビーカーは難しい」「大型遊具は3歳以下のお子さんには不向き」などの情報も載せた。

 市児童館が「地元に密着した子育て情報を届けたい」と昨年10月に編集スタッフを募集。5歳の長女がいる主婦山下恵子さん(37)=三原市宮浦=ら7人が会議や取材を繰り返した。山下さんは「子育て中のお母さんは家にこもりがち。身近な情報を紹介して親同士の交流も深めていきたい」と話す。メンバーは今後もテーマを変えて年数回の発行を目指す。市児童館Tel0848(67)1123。(和泉恵太)

(2010.3.26)

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